FRP専門商社アチーブのブログ
(株)アチーブは、「FRPナンデモ “ゴザレ!!!”」のFRPの専門商社です。ここは、そんなアチーブのブログです。
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Author:アチーブ
アチーブはFRPの専門商社として、『硝子繊維・カーボン繊維・ポリエステル樹脂・フェノール樹脂・FRP用工具』等々の販売とフェノールFRP製品(大型)をはじめ、『FRP成形型(エポキシ)・耐蝕タンク・FRPパイプ』等の製作、加工を引き受けています。

株式会社アチーブ
〒564-0032 大阪府吹田市内本町3丁目19番38号
TEL:0663832851
FAX:0663825821

http://www.achieve-f.co.jp/

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FRPによる防水 -1
FRP防水



FRP防水とは、一般的にはガラス繊維にポリエステル樹脂を塗布する一般FRP成形品と同じように思われるでしょうが、実際には、使用する樹脂も違い、目的に対する工法にも違いがありますこの章では、各目的の違いと考え方の違いを端的にお話しましょう。

■工法理念



★一般的なFRP成形物
ガラス繊維に樹脂を塗布する段階では、出来る限り樹脂を絞り、ガラス繊維のコンテント(挿入質量)を上げるように積層し、ガラス繊維コンテントを上げる事で、曲げ、引っ張り等の強度をあげ樹脂量を絞る事で、軽量化を図る事を目的とした工法によるものです。すなわち、ここでの主役はガラス繊維と言う事になるでしょう。

FRP防水
ガラス繊維に樹脂を塗布する段階で、出来る限り樹脂を多く含ませるような感覚で、ガラス繊維を中心にサンドイッチする様に、積層します、感覚的には、ガラス繊維が鉄筋、樹脂がモルタルと言った様な構造ですね、樹脂のコンテントを上げる事で、より多くの防水性と柔軟性を確保する事を目的とした工法によるものです。

上記の工法理念の違いはお分かり戴けたでしょうか?
私は、FRP成形物に精通されている方々、FRP防水に精通されている方々が双方の分野に置いて重大かつ、初歩的ミスの原因の1つに、この工法理念の違いと思い込みによる要因が少なからず有ると思いますがどうです?思い当たるふしはありませんか?

次回へ続く・・・



当社は、FRP防水のみならず、FRPに関する様々なノウハウを持ち、各種製品もお取扱いしております。
FRPについて検討されておられる方は是非ご連絡下さい。

お問い合わせは下記アチーブのWEBサイトを参照下さい。
http://www.achieve-f.co.jp/
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フェノールFRP-2
問題点の検証


前回の記事にて列挙した問題点を検証してみます。

スタンド屋根庇部


スタンド屋根庇部


1.
[8]の対策はメタノールで稀釈すれば・・・

 →とんでもない。[2]問題点が拡大するだけで、それはダメ!!

2.
[3]の対策はチクソを入れれば・・・

 →一度やって見て下さい?かと言って不燃が売り物、有機物ではだめ、ではタンカル、タルクは、これも上手く出来ない!!

[4]の対策は、と考える前になぜこんな色に成るの?
原因が解れば解決したも同じです

5.
[6]の対策は常温でほんとに出来るのでしょうか?
完全硬化の為の多少の焼成温度が必要ではないでしょうか?

 →[7]の対策は完全硬化させればいいでしょう?
  その通りです、ではどうして完全硬化出来るのでしょう?

乾燥機


乾燥機

[9]の対策はゲルコートを打てばいいのでは?

フェノールのカラフルなゲルコートが出来ればいいのですが、出来ません 。
ポリエステルゲルコートはフェノール面に簡単にはくっつきません、又不燃では有りません。

 →そこで、当方では独自のフェノールゲルコートで製品を作成してその上に特殊な塗料を塗布する事にしています。

音響反射板

音響反射板

[10]の対策は先ず小型成形物を作って、その結果を踏まえて後に検討して下さい。
(最初からでは問題が多すぎます。)


当方では因みに40㎡(約2屯の製品)の実績が有ります。


以上のように製作工程を紹介させて頂きました。
我社にとっても色々なノウハウが有るため何もかもオープンにする事は出来ないので、『問題点を考える』と言う事にフォーカスしまして、フェノールFRPの技術紹介とさせて頂きます。


当社は、フェノールFRPのみならず、FRPに関する様々なノウハウを持ち、各種製品もお取扱いしております。
FRPについて検討されておられる方は是非ご連絡下さい。


お問い合わせは下記アチーブのWEBサイトを参照下さい。
http://www.achieve-f.co.jp/


フェノールFRP-1
“フェノールFRP”最近よく耳にします・・・・・・・・、関心をお持ちの方は必読!!
フェノールの最大の特徴は、他の熱硬化性樹脂と比べ燃え難く、また煙や有毒ガスが非常に少ないと言う優れ物です。しかも耐熱性、耐酸性も優れています。さらに建築基準法での防火材料の準不燃材料の認定を取っている将来を大いに期待される商品です。
・・・・それにも拘らずフェノールFRP製品を見る機会が少ないと思いませんか????
何故でしょう?
それはフェノール樹脂の特性である次の様な事が起因していると考えられます。

フェノールはとにかく、成形し難いのです。


■フェノール成形の問題点とは?



1  表面張力が大きく、濡れ性が非常に悪い

2  遥変性が無い為、非常に垂れ易い

3  酸硬化のため添加物の選定が難しい

4  樹脂の特性で、硬化条件により、ピンク、茶、こげ茶、黒、・・等の色になる

5  反応時に水が出るため、成形時に問題が出る

6  硬化温度が高いのと硬化時間が長いのと、内部に水分が残るため硬化不良を起こしやすく、後に変形を起こしやすくなる

7  内部に未反応物、水、酸等が残り易いため二次接着に技術がいる

8  硝子繊維との濡れが悪いため含浸させるのに工夫がいる
また、それなりの設計が必要になる

9 色付けは、塗料を選んで撥水を止めて塗装する

10 大型成形物の製作は非常に難しく、いろんな問題が起こる


このように少し、挙げただけでも、この様に不飽和ポリエステル樹脂とは異なる性質が有り、酸触媒の開発により常温、常圧硬化(文献では)が出来るように成ったと言われますが、そんな簡単な事では有りません。

これらを解決するのは大変な創意工夫と努力が必要です。
一度でもトライされた方でしたら、その事はよくお分かり頂けると思います。


お問い合わせは下記アチーブのWEBサイトを参照下さい。
http://www.achieve-f.co.jp/


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